熱供給検針システム


●熱供給検針システム

     地域冷暖房事業に当社の既存のLPGシステムを流用し、熱供給向け検針システムを作成しました。
     BT500(バーコードリーダー付き)ハンディを使用して地域冷暖房を行っている集合住宅の検針を行い、
     検針データ管理〜管理組合に対する請求処理までを行います。
     同時に、別システムからの検針情報もメインコンピューターに取り込み、一括管理を行うこともできます。

     特長としては、メーターが各戸に2個ずつ(冷温水、熱媒水)ついているという点と、冷温水は季節によって
     メーターの切り替えが生じる場合があるという点です。


  ≪処理概要≫

     @検針員のハンディに、検針情報を取り込む(1台につき●●●件まで可能)。
     A各戸についているメーターのバーコードをハンディで読み、検針値を入力する。
     Bハンディ毎のデータをメインコンピュータに取り込み更新する。
     C月次処理として、各管理組合毎にまとめて検針票・請求書の発行を行う。




※地域冷暖房とは?

     地域冷暖房とは、一定の地域の複数建物に対し、一ヶ所(または数ヶ所)のプラントから供給導管を通じて
     冷温熱をお届けすることにより、冷暖房・給湯等を行うシステムです。
     我が国で初めて地域冷暖房が開始されたのは1970年(大阪府・千里中央地区)のことですが、現在では
     供給地区数は全国で150地点を超えており、都市開発には必須のインフラとなっています。
     横浜市内においても、1989年より4地点(4事業者)で地域冷暖房が実施されています。





導入事例

    2007年に、みなとみらい21熱供給株式会社様に導入頂きました。