簡単ナンバーディスプレイの設定方法
  
                                                  2002.10.21
 
 
 ISDNの1回線で、ナンバーディスプレイから得意先の自動検索ができる機能をご紹介します。
電話交換機設置が不要です。おおげさな費用と時間をかけずとも、お客様からの問い合わせ電話が
2回線程度ですむならば、お勧めです。
 ISDNの契約、ターミナルアダプタの設置、パソコンと接続、これだけで完了です。
 
●パソコンと接続したところ。



    


     ・画面手前左は、電話機です。普通のアナログ回線用の電話機が使用できます。もちろん、コードレスの子機を
      つけたり、FAX兼用でもOKです。

     ・奥の、オレンジ色の機器は、ISDNターミナルアダプタ(V30Slim)です。
      パソコンとの接続、アナログ電話機2台の同時接続ができます。

     ・手前右は、LPG販売管理システムを搭載したパソコンです。例は、ノートPCですが、RS232Cまたは、USB
      ポートのあるパソコンであれば、どれでも使用できます。


●ターミナルアダプタの背面


       


      ・一番上は、ISDN回線の接続ポートです。

      ・次は、USBポートで、例では使用していません。

      ・次は、RS232Cポートです。例は、PC側のUSBポートと接続するための、変換アダプタを装着しています。

      ・次は、アナログ1ポートです。電話機と接続します。

      ・次は、アナログ2ポートです。別の電話機と接続します。ここに電話機をつけると、2人が同時に通話できます。

      ・最後は、電源です。


●コンピュータの設置方法


  (1)RS232Cポートが空いていれば、V30Slimに付属のケーブルがそのまま使用できます。
    空いていなければ、USBポートを使用します。このときは、(株)アイオーデータ機器の、「USB−RSAQ2]
    を購入下さい。

    RS232C増設ポートボードを購入しても結構です。

  (2)ソフトウェアを任意のフォルダに登録します。(ソフトウェアは、(株)アクセスから入手して下さい)

  (3)スタートメニューに起動ショートカットを登録します。下記の、AtwNdt.exeが、起動プログラムです。


            


●動作状況

    お客様から電話がかかってきたときに、次のような画面が自動的に表示されます。
    電話のベルがなったときに、すぐにこの操作が行われます。受話器をとらなくとも、実行されますから、
    席を離れていたときには、最後に着信したお客様の情報が表示されています。

   
             

     ・この画面から、右側に表示されている「販売台帳」など、十種類のプログラムが起動でき、
      得意先コードが引き継がれますから、いちいちお客様コードを入力する必要がありません。


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