保安調査用の新端末(CasioFIVA)の紹介
  
                                                  2002.11.12
 
 
 お待たせしました。旧モデルから、5年。新しいスタイルの、保安調査用端末ができました。
見た目は、ペンコンピュータそのものですが、従来のペンコンピュータでは、不備であったものが改善
されており、本当に使える携帯端末になりました。


         

                  Casio FIVA MPC−701

<特徴>

  ・ほどよい大きさで、画面が見やすくなっています。解像度は、600x800ドットで、必要十分。
   テンキーボードがついているので、よく使用する数字は、キーから入力可能。
  ・OSは、Windows2000Proで、安定した動作を約束します。
  ・充電池が、連続使用で約4時間ですから、1日20件程度の客先訪問には十分です。スタンバイ
   機能により、再起動がスピーディに行えます。
  ・耐衝撃性を考慮しており、少々荒く扱っても丈夫です。
  ・ホストコンピュータとのデータ交換は、メモリカード、LAN接続、インターネットなどで行うことができ、
   在宅でもデータの交換が可能です。
  ・従来型は、プリンタ内蔵でしたが、印刷形式を多様にするため、外部プリンタとしました。
   「訪問票」、「調査票」どちらでも客先で印刷できます。
   ポータブルプリンタとして、富士通製の、PrintiaMINIを用意しました。A6サイズの用紙に、
   調査結果を印刷できます。電池駆動ができますから、携帯に便利です。
 

●使用方法

   @ 調査予定のデータ(消費者)をホストコンピュータから取り出します。
     従来型は、一度に600件しか入れることができませんでしたが、特に制限はありません。
     1人の調査員が、1年に消化する程度の件数を入れておいてよいでしょう。
   A メモリカード、LAN接続、リモートワークステーション、インターネット、様々な形態でデータ
     の交換ができます。
   B 消費者を訪問して、所定の調査を行います。(画面レイアウト参照)
     「訪問票」を印刷するならば、小型プリンタを、「調査票」を印刷するならば、A4プリンタを
     使用します。
   C Aの逆の方法で、ホストコンピュータにデータを取り込みます。
   D ホストでは、当日の調査データを自身のマスタデータに取り込みます。
   E 新しいデータをホストから取り出して、次の調査に向かいます。(新しいデータの取り出し
     作業は、頻繁に行う必要はありません)   

●画面レイアウト

  1.初期画面

     

   最初に起動したときに、表示されます。左側のボタン(色つき)をタッチして、作業に入ります。

  2.初期画面

     

    多彩な方法で、消費者の検索が行えます。実際には、地区分けを行って、データを取り出す
    ので、検索はさほど必要になることはありません。

  3.基本項目の入力画面
  
        
 
  4.供給設備1の入力画面

         
 
  5.供給設備2の入力画面

     

  6.消費設備の入力画面


     

  7.燃焼器具の入力画面

     

  8.器具名などの検索入力画面

     

    ガス栓、接続管、燃焼器具名、メーカー名、燃焼区分、給排気の名称がこのような
    ヘルプ画面から入力できます。

  9.交換部品の入力
 
     

  10.確認画面

     

    「お客様確認」をクリックすると、所定の用紙に印刷が行われます。
    このときは、赤外線、USBなどでプリンタの接続が必要です。


     

   この印刷は、A6サイズの用紙に、調査結果だけを行うものです。

   A4サイズの調査票を印刷するには、それなりのプリンタが必要です。
   印刷例。(PDF形式です)


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