LPガス保安調査用ハンディ端末(M−10)

前機種の、SmartCaddieを改良しました。保安調査専用に、国内メーカーの協力でカスタム
コンピュータとしました。ベースは、工人舎の人気モデルです。

●機能概要

   1.保安調査センターシステム、あるいはホストコンピュータから、未調査の顧客データを取り出し、
     調査員ごとに、送信用サーバーにまとめます。

   2.LAN(有線)経由で、「保安調査用ハンディ端末」にロードします。
     1000件ほどのデータがあっても、数秒でコピーできます。
     在宅で調査する方のために、インターネット経由でもロードが可能です。

   3.消費者宅を回り、保安調査点検を実施して、結果をこのハンディに入力します。前回の調査データ
     があれば、その内容が表示されますから、2度目以降は、短時間で入力をすることができます。
     消費者の検索は、名前、番地、電話番号で行うことができ、すばやく見つけることができます。
     訪問時留守の場合は、「留守」の状態にすることができ、その回数を数えることができます。
     「拒否」「空き室」「未使用」などの状態も入力でき、より正確な調査結果とすることができます。
     供給設備、消費設備、燃焼器具の入力はもちろんですが、消費者名、番地、電話番号、販売店
     などを、現場で変更することができます。新規に顧客を登録することも可能です。
     その場で、結果の印刷を行い、消費者の確認を、このハンディの画面でのサインで行います。

   4.1日の調査が終了したら、「保安調査センターシステム」に、結果をアップロードします。
     LAN接続していれば、データの更新と同時に、調査票(A4サイズ)を、規定のプリンタに
     印刷します。
     保安調査センターシステムでは、調査票を印刷し、このとき、消費者のサインも一緒に印字
     することで、ハンコの代わりとしています。

●ハンディの特徴

   1.このハンディは、WindowsXPで動作しています。従って、他のWindowsPCでも動作させる
     ことが可能です。(タッチパネルの機能は、このハンディだけで使用できます)
   2.安全のために、データの2重書きを行っています。
   3.プリンタとの接続は、BlueTooth(無線)で行うので、邪魔なケーブルが不要です。
     (プリンタは、機種によりA6またはA7サイズの用紙を印刷します。)
   4.サイズは、22cmx20cmx2.5cmとコンパクト。重量は、1300gです。
   5.予備電池を不要とするために、2倍の電池を内蔵しています。     

アクセル M−10


             

                 

●主な仕様       

CPU AMD Geode LX800
メモリ 標準 512MB
HDD 120GB
ディスプレイ タッチスクリーン付き
7インチTFT(1024×600 )
通信機能 Bluetooth2.0+EDR
LAN100Base-TX
バッテリー リチウムイオン(5200mAH)
最大駆動時間約8.0時間
サイズ 225.5(長さ)x200(幅)x25(高さ)   単位mm
重量 約1300g(本体)
OS WindowsXP Home Edition