M-10のプログラムを、Viliv製のX70で動作するように改良しました。
市販モデルをそのまま採用して、導入コストを削減しています。
操作説明書は、ここから参照できます。
●機能概要
[概要については、M−10と同じです。]
1.保安調査センターシステム、あるいはホストコンピュータから、調査予定の顧客データ
を取り出し、調査員ごとに、送信用サーバーにまとめます。
2.LAN(無線)経由で、「保安調査用ハンディ端末」にロードします。
1000件ほどのデータがあっても、数秒でコピーできます。
在宅で調査する方のために、インターネット経由でもロードが可能です。
3.消費者宅を回り、保安調査点検を実施して、結果をこのハンディに入力します。
前回の調査データがあれば、その内容が表示されますから、2度目以降は、短時間で
入力をすることができます。
消費者の検索は、名前、番地、電話番号で行うことができ、すばやく見つけることができます。
訪問時留守の場合は、「留守」の状態にすることができ、その回数を数えることができます。
「拒否」「空き室」「未使用」などの状態も入力でき、より正確な調査結果とすることができます。
供給設備、消費設備、燃焼器具の入力はもちろんですが、消費者名、番地、電話番号、販売店
などを、現場で変更することができます。新規に顧客を登録することも可能です。
その場で、結果の印刷を行い、消費者の確認を、このハンディの画面でのサインで行います。
GPS機能を生かし、位置情報をデータに記録します。この情報は、「緊急出動」「緊急連絡」と
いった対応時に役に立ちます。市販の地図ソフトとの連携も検討中です。
4.1日の調査が終了したら、「保安調査センターシステム」に、結果をアップロードします。
LAN接続していれば、データの更新と同時に、調査票(A4サイズ)を、規定のプリンタに
印刷します。
保安調査センターシステムでは、調査票を印刷し、このとき、消費者のサインも一緒に印字
することで、ハンコの代わりとしています。
(ハンコを不要している保安センター様では、この機能は非表示になっています)
●ハンディの特徴
1.このハンディは、WindowsXPで動作しています。従って、他のWindowsPCでも動作させる
ことが可能です。(タッチパネルの機能は、このハンディだけで使用できます)
2010年に、Windows7での動作も確認済みです。
2.安全のために、データの2重書きを行っています。
SDメモリカードを必須としています。
3.プリンタとの接続は、BlueTooth(無線)で行うので、邪魔なケーブルが不要です。
(プリンタは、機種によりA6またはA7サイズの用紙を印刷します。)
4.サイズは、210cmx117cmx2.25cmとコンパクト。重量は、660gです。
5.通常使用で、5.5時間の稼働。スタンバイ機能を使用することにより、1日の使用が
可能です。(車から充電するアダプタ(別売り)が用意されています。)
●アクセル M−20
●主な仕様
CPU | Intel Atom 1.3GHz (Z520) |
メモリ | DDR2 1.0GB |
SSD | 16GB/32GB/64GB SSD |
ディスプレイ | タッチスクリーン付き 7インチTFT(1024×600 ) |
通信機能 | Bluetooth2.0+EDR Wifi 802.11b/g GPS Sirf Star3 |
バッテリー | 通常利用時:最大5.5時間 |
サイズ | 117(長さ)x210(幅)x22.55(高さ) 単位mm |
重量 | 約660g(本体) |
OS | WindowsXP Home Edition |
Instant−on | スタンバイから5秒で復帰 |
インターフェース | USB、SDHCスロット、webカメラ |